過失割合に納得いかない場合の対応とは?

交通事故の過失割合については警察を呼んだあと事故の実況見分が行われ、この後に最終的には保険会社が決めることとなっています。

自分自身が被害者になってしまった場合をはじめとして、加害者になってしまった場合であっても事故当時どのような運転をしていたのかによって過失には大きな影響を及ぼすことが知られています。

過失があった場合には被害者であっても過失分が加算されてしまいますので、覚えていた方が良いでしょう。

最終的に被害者と加害者側の過失が決定した上で双方での過失相殺を行い、損害賠償額などの支払いとなるのですが、まずはどのような運転をしていた場合に過失が大きくなるのかということを知る必要があります。

重大な過失があれば過失割合は不利になる

被害者であっても加害者であっても著しい過失と言われる状態や重大な過失と言われる状態での運転をしていると、その分過失割合が加算されてしまうことになります。

前方不注意を怠ってわき見運転をしているケースや、酒気帯び運転を始め、15キロ以上30キロ未満の速度違反をしていたというケース、このほかには、ハンドルやブレーキの操作ミスに対して著しいミスと思われる場合には、著しい過失と言うことになります。

その他、居眠り運転や無免許運転と酒酔い運転、30キロ以上の速度違反やわざと嫌がらせに感じ取れるような運転をしていて相手の走行を邪魔したといった場合には、重過失となってしまいます。

また、大型車と一般的な乗用車の場合には基本的に大型車の注意義務が高いとなっているため、原則として、大型車の過失が大きくなってしまいます。

過失割合がおかしいと感じたら弁護士に依頼してみる

上記のようにさまざまな条件の中で過失が決まることになるのですが、先方が嘘をついていて、過失割合がおかしいと言うケースや保険会社が判断した過失割合がどうしても納得いかないという場合には、まず保険会社に対して過失割合を検討し直してくれるように話をする必要があります。

しかしこちらが被害者になってしまった場合には加害者の保険会社としてはできるだけお金を支払いたくありませんから、さらに過失を考え直してくれることは少なく、満足のいかないまま話が進んでしまうことがあります。

その時には早い段階で交通事故に詳しい知識を持つ弁護士を頼り実況見分の見直しから改めて行ってもらうようにしましょう。

上記の通り保険会社はできるだけお金を支払いたくありませんから、加害者側に大きな過失があっても認めようとしないことがあります。

交通事故というのは多くの人が初めて経験するものですから、わからない状態のまま保険会社の言いなりになってしまうことがないようにしましょう。

過失相殺でも被害者側の支払額が大きくなることがある

上でも少し説明したように、双方の過失が決定した後、過失相殺を行いそこで差額が生じている部分を最終的に支払金額の大きい方が支払うという形になるのですが、例えば過失割合が先方に大きくなるケースでは、相手の被害者側が費用を支払わなければならないケースがいます。

それは高級自動車との事故に生じてしまうのですが双方で過失相殺を行い、車の修理費用などを算出した際に先方が支払ってくれる車の修理費用よりもこちらの被害者側が支払わなければいけない修理費用が高くなってしまうという場合になります。

この場合には被害者、加害者という意識は関係なくあくまでも、最終的な金額として高級車の修理費用のほうがはるかに高くなってしまうことがあるため、そうなると損をした気分になりますが、被害者としては修理に必要な金額を支払わなくてはなりません。

もちろんこの辺りの部分についても、相手が加害者である場合にはとことん話し合いを持つべきですが、弁護士に相談しても車にかかる修理費用というのは大きく変えられるものではないので仕方がないと言われてしまうこともあります。

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